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先生が話し出す
「今日はとうとう文化祭だな。俺が全く口を出さなかった分、おまえら
だけで練習をよく頑張ったと思う。今までの練習を今日の発表で全部ぶつけてこい。ということで、今日の文化祭の大まかな流れだが・・・」
先生が文化祭の説明をしている間も、全員落ち着き無い。午後の発表なのに緊張で気分が悪そうなヤツまでいる。
「・・・ということだ。まぁ鼎が一番流れを知っているだろうから、鼎についていけば大丈夫だろ・・・ん?おい、鼎はどうした?」
今になって気づく先生。
「・・ぁーそういえば・・・いないね」
「どうしたんだろ?」
「鼎が休むなんて珍しい」
今になって気づく生徒達。
それも仕方ないことであった。鼎は存在が薄すぎた。
「連絡は受けてないんだが・・・だれか聞いてる者?」
先生が訪ねるが、生徒は誰も応えない。
「聞いてないか・・・まぁ後で連絡をしてみよう。それじゃぁ・・・副部長の美月、まとめてくれ」
「ぇーなんでですか?」
「しょうがないだろ。鼎いないんだし・・・一応お前副部長だから」
「・・・わかりました・・・」
「お願いな。それじゃ、以上」
史也のかけ声でしめる。
「姿勢、礼」
「ありがとーございましたー」
終わった瞬間、美月の元へ走る南と陸。
「がんばってねー、美月副部長!」
ちゃかす2人。
「冗談じゃないよ・・・最悪」
明らかに不機嫌な美月。
「まぁまぁ、どうせまとめるなんて形だけだって」
陸がなだめる。
「そだね・・・っていうか、南、あんた人の事言ってる場合じゃないんじゃない?」
立場が一気に入れ替わり、焦る南。
「うっ・・・」
「今日しかないんだからね、チャンス。逃さないようにね」
「うん・・・」
「あ、美月。時間時間。体育館にみんなを誘導しなきゃ」
「はぁ・・・誰か手頃な・・・」
美月が見渡すと、目に入ったのははしゃいでいた慎平だった。
「あ!」
なにかひらめいたような声を出すと、慎平の元へ行く美月。
「慎平ー」
「ん?」
「あのさー男子とか体育館に連れて行ってくれない?」
「あーそっかー。もう時間かー。OK、わかったわかった」
そう言うと慎平は遊んでいた奴らや、そこらの男子を体育館に行くように言う。
「うまくやったね、美月」
陸が言うと。
「うん。それじゃ私たちもいこっか」
そう言って南も連れ、体育館に行く美月だった。
へい、久々で。
今回、美月中心となっているのは、一応この人、文化副部長だったので(ぁ
いや・・・正直誰でもよかったんですが(ォィ
なんか丁度良い感じに話繋がったので。
・・・ってかホント鼎をなんで風邪っぴきにしたのか・・・OTL
普通に終わらせれば良かったOTL
閉店
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